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    北欧ショートプログラム

    • 2011.01.11 Tuesday
    • 23:32
    ◆北欧好きと言っていながら、なかなか音楽以外に手が回らないんですよね〜。最近は音楽以外にも目を向けようと思い、つらつらと探していると、横浜みなとみらいにある短編映画専門のブリリア・ショート・ショート・シネマ http://www.brillia-sst.jp/『北欧ショートプログラム』と題した上映があると発見し、出かけてきました。

    丁度土曜日はお日柄もよく(笑)、関内駅から散歩しつつ馬車道経由でぶらぶらと歩いていったのですが、この映画館自体はマンションが立ち並ぶ地区にあって、あまり人も多くなく、本当にここなんだろうかなぁと心配になったほど。入り口の案内板を見て2階に上がると、いきなり歯医者とか保育所があってびっくりしましたが、立ち並ぶマンションの共用&商用施設みたいなところなんですね。

    入り口を入ると人もまばらな感じ。雑貨や軽い飲食できるテーブルなどもあってなかなかいい感じです。館内は傾斜がかかった200人位は入る小規模なもの。お客さんは10人程度(笑)。ソファーもゆったりしており、かなり快適。

    ◆ということで上映作品は下記の5作品
    • アパートの一室、6人のドラマー(スウェーデン)

    • パパ(ノルウェー)

    • 線路に唄えば(スウェーデン)

    • 踏切と車、4人の男(デンマーク)

    • ある晴れた日(スウェーデン)
    長いもので15分、短いもので6分程度の短編映画。小説も短編小説には短編小説なりの味があるものですが、もともと「大長編!」とか「全100巻!」とかに惹かれるクチなので(笑)、そもそも短編映画を意識してみたことがなかったからな。

    ジャンルは泣かせるドラマから、コメディ、最後にオチがありあっと言わせるものや、全編音楽といった体のものもあり、バラエティに富んでいるだけでなく、それぞれがしっかり作りこまれていて感心。想像していたものの256倍くらいじっくり楽しみました。

    ◆個々の作品紹介は別途解説などにお任せするとして、やはり「お国柄が感じられる」ものだなぁ、と感じ入りました。
    3つあるスウェーデンの作品はお国柄というかバラエティあふれた文化大国的なイメージでありますが、暗く沈んだ映像と、ヒューマンなストーリーの『パパ』は、なんとなくセーヴェルーの物悲しくも重々しい歴史を感じさせる音楽に通じるような気がしますし、機知に富み、エンターテイメントな『踏切と車、4人の男』は、ニルセンの第6交響曲のユーモアに通じるような感想を持ちました。

    まあ全てが全てじゃないし、無理やり音楽に結びつける僕もどうかしてると思うけど(笑)、

    ◆個人的にはそのコメディに分類されてたデンマークの『踏切と車、4人の男』。わずか6分。車の中に限定という点でソリッドシチュエーション・コメディ(?)。ネタバレはしませんが、最後の最後にオチが用意されています。もう1回みるときっと「このセリフはこういう事だったんかー!」と判ったりするんだろうな。もう1回見たい。

    ということで上映は1/31まで。このシアター上映作品はiTunes Storeでアプリとしても提供されているようです(この北欧ショートプログラムが全部入っているかは未確認)。


    出たところにある星取り表。僕が良かったと思ったのは一番人気無し(笑)

    ●ピアノソロ(5)B.エヴァンズ“ALONE”

    • 2006.07.25 Tuesday
    • 21:28
    ●この問答無用に有名なこのアルバムを聴いたのは、つい一ヶ月前位の事です(^^;;。ジャズ初心者故お許し頂きたい(笑)。というかそもそもビル・エヴァンズの演奏そのものを聴いたのが数ヶ月前なのです。

    なんというかこういったジャズ・ジャイアントの演奏ってのは、クラシックにおけるフルトヴェングラーとか、クナッパーツブッシュとか、僕の苦手な「過去の遺産」的な雰囲気もあって敬遠してきたというのもあるのですが、ビル・エヴァンズの演奏を聴いてそれは誤りだということが判りました。

    クラシックの過去の録音というのはある程度僕なりに聴いた上で「苦手だ」と判断していたのに対し、ジャズにおける巨人たちの演奏というは完全に聴かず嫌いであったんですね。60年代のこの音楽を聴いても、クラシックのこの時代の演奏様式(作曲と演奏様式はそれぞれ別のものであるのは承知の上ですが)の古さを感じるのに対し、ジャズの音楽は「古さ」をあまり感じさせません。新鮮さ故の感覚ともいえるかもしれませんが・・・。

    ●というわけで、ビル・エヴァンズのアルバム、“ALONE”
    Bill Evans Alone
    Bill Evans Alone
    • アーチスト: Bill Evans
    • 価格: ¥ 2,017
    • 発売日: 1990/10/25


    ●ビル・エヴァンズの演奏を聴いて感じるのは、その一種独特の寂寥感とでも言えばいいでしょうか。もともとジャズは華やかな音楽より、湿った暗い音楽の方が合っているような気はしますが、エヴァンズの演奏には更に「孤独さ」をプラスしたような感じをより一層感じますね。リヴァーサイド四部作もどんな音楽だろうと思って聴いたのですが、良い意味で裏切られたと感じましたからね。そしてこのアルバム。タイトルが“ALONE”でしょ。出来すぎって感じですが、まさにドンピシャだったわけです。ああぁ、エヴァンズの魅力ってきっとこういう事なんだなぁと感じた訳です。

    ●今僕が手にしているCDは全部で12のトラックが入っていますが、オリジナルは5曲。
    1. Here's That Rainy Day
    2. A Time for Love
    3. Midnight Mood
    4. On a Clear Day (You Can See Forever)
    5. Never Let Me Go

    やっぱりこの中では、5曲目の“Never Let Me Go”ですね。僕も少なからず接した事がある曲でもありますし、特に事に聴いたシャネット・リンドストレム&スティーヴ・ドブロゴスの“FEATHERS”で良く聴いていたので。
    エヴァンズの演奏について今更僕が書くべき事などないですね。ピアノ・ソロのスタンダードたる名盤としてこれからも幾多の人に聴かれるでしょうし、確かにそれに値する素晴らしい演奏だと思います。

    ●さて、ということで5回有名無名に拘らずピアノ・ソロ作品を聴いてきましたが、とりあえず今回で第1クール終了〜。一応第3クールくらいまで続く可能性はありますが、一週間ピアノばっかりだと偶には他のベースとかドラムズの音も聞きたくなるじゃないですか、ね(笑)。


    ●ピアノソロ(4)ピエラヌンツィ:LIVE IN SWITZERLAND

    • 2006.07.22 Saturday
    • 21:56
    Enrico Pieranunzi Piano Solo / LIVE IN SWITZERLAND [yvp music 3083 CD]
    [1] IMPROLOGUE 1
    [2] DON'T FORGET THE POET
    [3] ADJAPI
    [4] CON INFINITE VOCI
    [5] IMPROLOGUE 2 / GET STARTED
    [6] LIGHEA
    [7] LOVE'S LANGUAGE
    [8] JE NE SAIS QUOI
    [9] SI PEU DE TEMPS

    エンリコ・ピエラヌンツィ。イタリア出身のピアニストで、日頃そっち地域(?)のピアニストには食指は動かないんですが、最近出た「幻の名盤!」とか宣伝されているディスクが目に付いたので、どんなピアニストなんだろうと調べたわけです。

    で、調べているうちに、それとしらず架蔵していたディスク(Mads Vinding Trio "The Kingdom")がある事が発覚し(笑)、早速聞いてみると、実にいかめつい音楽、ストイックな感じの音楽で、それにいたく感銘してしまったんである。

    ●で、幾つか彼のディスクを聴く中で出会った1枚。2000年、スイスで行われたソロ・ライヴの録音である。予想したとおり決してお気楽に聞けるようなタイプの音楽ではないですね。いかめついジャケットからくる印象そのままの音楽が展開されています。

    曲によってはかろうじて感じられるスイング感から、「あぁ、やっぱりジャズ的だよな」とは思うものの、殆どの割合ではクラシック的な雰囲気が濃厚なんである。フリーな即興ではなく、作曲された作品を演奏している感じ。その作品もドイツ的な構成感がまず第一に感じられる音楽なのだ。

    ●そして何より曲の印象。雰囲気が寂しい。物憂いメロディーと、なかなか解放されることのない鬱屈とした雰囲気が、終始全体を覆っている。それに曲自体がそんなに長くないのですが、実際曲は重く心に響いてくるのです。1曲目の“IMPROLOGUE 1”、文字通り“即興的プロローグ”という意味合いなんでしょう。右手の分散和音がはためくなか左手がゆっくりとシンコペーションでメロディーを形作っていくのですが、絶えず短調のほの位響きを纏わせつつ音楽は進んでいくのです。後半は多少跳躍もみせつつ即興的な側面が強くなっていきますが、コーダ(敢えてこう言いたくなるほど構成感にとんでいる)では、前半部分の雰囲気が回顧されていくところなんかは彼の音楽的センス(および嗜好)を強く感じます。
    また3曲目の“ADJAPI”。メロディアスな憂いに満ちた曲ですが、ピアノ協奏曲に編曲されても良いような、音響の広がりを感じさせる曲でラフマニノフを思い出させたり、続く“CON INFINITE VOCI”のインティメイトな雰囲気はショパンを思い起こさせたりとフリーな即興という感覚ではない演奏が続きます。

    ●彼はライナーの冒頭で「ピアノソロのパフォーマンスは、冒険である」と記しています。入念な準備と、音楽に対する真摯さがこのコンサートを生み出したのでしょう。ある意味奇跡ではなく、積み上げられた結果としての偉大なる成果とでも言えば良いでしょうかね。とても良いアルバムです。

    ●ピアノソロ(3)キース・ジャレット“The Melody at Night,with You”

    • 2006.07.21 Friday
    • 01:19
    ●第3回。前回はキースの伽藍の様なピアノ・ソロ・コンサートに立ち向かい、ある意味玉砕してしまったアーティストについて書きました。
    今回はそのキースのアルバムを素直に紹介したい。そう、このblogは北欧だとかポーランドだとかイギリスだとか言っているが、この際気にしない方向でお願いします。

    いやね、色々とこうしてソロ作品を聞いていると、どうしてもキースの音楽を聴きたくなってしまうのです。もちろん“Facing You”でも、幾多のピアノソロコンサートものでも構わないのだけど、今回はミーハー(?)系で、“The Melody at Night, With You”を。
    なんというか、これは題名からして反則です。あまりにもロマンティック過ぎるのです(笑)。
    The Melody At Night, With You
    The Melody At Night, With You
    • アーチスト: Keith Jarrett
    • レーベル: ECM
    • メーカー: ECM
    • 価格: ¥ 1,924
    • 発売日: 1999/10/19

    ●話は逸れますが、ジャズの題名ってこうなんというのでしょうか、ある意味フィーリングありきで命名してますよね。
    逆にクラシックみたいな決まりごと(ソナタだノクターンだヴァリエーションだー交響曲だー協奏曲だー)はないし、オリジナル作品であれば題名つけ放題なわけである。そこにはもちろん自らの熱い思いやシチュエーションがあるとは思うのですが、フィーリングが占める割合が高いことは否めません。

    また普段のリスニングにおいて、ジャズは曲名を意識してから聞き始めることはあまりありません。聞いていて「う、この曲イイ!」と思ったときにジャケットを見て曲名を確認するみたいな流れ。で、なんでこの曲がこういった題名がついているのかについて思いをめぐらす(=ボーっと聴く)みたいな感じですかね。

    ●でも、このアルバムは違う。まずこのアルバムタイトルにハートブレイクですよ。失恋してどうする。要するに胸キュン(死語)なわけです。「旋律@夜中、君と」ですよッ!!!(ちょっと違う気が)。

    キースの音楽は素晴らしいことに変わりは無いのですが、時に高尚過ぎたり(=疲れる)して、そのへヴィーな世界感・音楽世界にやもすると飲み込まれてしまいそうになります。時には寄り添ってくれるような音楽が必要なわけですにんげんだもの(みつお)。

    このアルバムは正にそういった時に聞くアルバム。ベートーヴェンのソナタばっかり聴き続けた後にグリーグの『叙情小品集』が心にしみるように、一服の清涼剤としてこの作品集はあるのだと思う。

    キースの叙情性は、やもするとやっかいな精神性がこびりついていたりするのだけど、このアルバムにはそういった感じも無い。ない事が寂しい位にない。

    ●胸キュンするわりに、僕が感じるこのアルバムのイメージは、すこぶる客観的な視点の存在を感じるのだ。だから感情的にのめりこみすぎることがない。ある意味肩透かしをくらったかのような感じといえばいいだろうか。

    判りにくいよな(^^;;。例えば、長い間置かれた年代ものの時計のみが知る歴史だとかいった、巨視的な語り部としてのキースが居るように思うのだ。メロディーを奏でるのも僕じゃない。僕が見てきた歴史の一部である“物語”を語っているという風情なんですね。だから悲しい物語もある、やりきれない思いもある、みたいな。

    1. I Loves You, Porgy
    2. I Got It Bad (And That Ain't Good)
    3. Don't Ever Leave Me
    4. Someone to Watch over Me
    5. My Wild Irish Rose
    6. Blame It on My Youth/Meditation
    7. Something to Remember You By
    8. Be My Love
    9. Shenandoah
    10. I'm Through With Love


    ロマンティックでありながらも、どこか醒めた、客観的な視点を併せ持った不可思議なアルバム。

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