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    ◆今井信子 憧れ ヴィオラとともに

    • 2007.06.10 Sunday
    • 15:30
    今井 信子
    春秋社
    (2007-05-15)
    ◆世界的なヴィオラ奏者、今井信子さんの本です。

    なんちゃってヴィオラ奏者だった僕としては、やはり彼女は別格という感じです。
    多くの録音は単にヴィオラの珍しいレパートリーというだけでなく、普遍的な何かを絶えず感じさせる音楽だと感じています。そんな彼女の音楽家としての魅力がたっぷり詰まった1冊です。

    谷川俊太郎の詩「雲」を冒頭に置き、彼女の現在から回想が始まります。桐朋時代、ヴィオラとの出会い、弦楽四重奏、ソリストの時代。そしてヴィオラの歴史の紹介、最後に教育者としての彼女の思いが綴られ、CD(8cmですが)がも付録でとなかなかの盛りだくさんな内容。

    ◆録音で聴く彼女の演奏は、兎に角ストイック。文中で語られる彼女の気質そのままに、強さを備えた音色とでも言うべきか。その印象が僕が感じるヴィオラのイメージとぴったり重なるんですよね。バシュメト、カシュカシャン、ヴェロニカ・ハーゲン。それぞれヴィオリストも多くの著名な演奏家がいますが、僕が持つヴィオラという楽器のイメージに近いのは今井さんなんだなと改めて思うのであります。

    さて、いくつか録音を見てみましょう。

    ◆今井さんのデビュー録音がこのベルリオーズの交響曲《イタリアのハロルド》だったとは知りませんでした。1975年5月のロンドンでの録音。

    帯にある『たった一つの音への憧れから』という言葉は文中こんな風に記載されてます。

    最終楽章「山賊の饗宴」で、たった一音だけだが、自分でもハッとするような音が出た。モニター室でネグリが喜色満面「これだ!」と声を上げた。「この感じだよ!この音は絶対に入れよう」。プロ中のプロと言うべきプロデューサーが、自分がいいと思った音を即座に分かってくれた、気持ちが通じたというのが、とても嬉しかった。以来、これまで五十枚近い録音をしてきたが、このときの体験が原点になっている。


    彼女は自分自身、録音の特殊な状況に対して「録音に向いている」と記しています。またその重要性についても。そんな体験の原点がこのベルリオーズだったとは。僕にとっても愛聴していた録音だったので、なんだか嬉しくなってきました(笑)


    ◆もう一つは最新盤のモーツァルト。協奏交響曲は(同書に所収の)ディスコグラフィーによると3回目の録音。フィリップ・グラファンとの競演もヴィータウタス・バルカウスカス作品集に次ぐものとなります。
    グラファンとの相性の良さは、併録のヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲の方でよく聞き取れます。両者の音楽的気質が似通っているような感じで、実に心地よい音楽ですね〜。

    これからもヴィオラ界を背負う立場として、更なる活躍を期待しています。

    それにしてもモーツァルトのジャケットの今井さんの表情、良いですね。

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    • 2012.06.24 Sunday
    • 15:30
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      コメント
      おお、ブログ再開ですね!かっこいい♪やっぱjanbahrさんちはスタイリッシュだ。ネット巡回時の楽しみが増えました〜。

      たまたま今井さんの演奏を生で聴かせていただく機会がありましたが、登場されたとたんにステージに満ちるものがあって(オーラというのかしらん?)すごかったです〜。演奏ももちろん!思い出しました♪

      • phoebe
      • 2007/06/20 6:03 PM
      なかなか更新できませんのであまり期待せずにおいてください(笑)。デザインは借り物です〜〜〜(^^::
      確かにオーラを感じますね。演奏の素振りも決して大げさじゃないですし、音も大きいわけでもないですが、存在感がありますね。

      僕も現在色々他のディスクを物色中です(^^)
      • bahr
      • 2007/06/23 8:39 PM
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       世界でもトップ級のヴィオラ演奏家、 今井信子さんの講演を聞いた。  1967年ミュンヘン、1968年ジュネープの 国際コンクールで最高位入賞。以後、 欧米を拠点としてソリスト、室内楽奏者、教育者 として国祭的に活躍と、「UNIVERSAL CLASIC」 のホームページ
      • 富久亭日乗
      • 2007/08/14 8:37 PM

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